【体験談】転職を考えるときにまずやるべきこと

転職
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私は過去2回転職しました。

1回目は自分のやり方があっているかもわからず、
不安だらけでした。

そこで私の体験談に基づき、
転職成功の秘訣を考えてみました。

今回は、転職しよう!と考えた時にまずやるべきことについてです。

顧客が何を求めているかを知る

これが結論です。

顧客とは、転職先の企業のことです。

例えば、コンビニで飲み物を買うときを想像してください。

あなたは飲み物を探しているとします。

スポーツドリンク、ジュース、エナジードリンク、コーヒー、アルコール
が置いてあります。

でもあなたは、このあと長時間車を運転するので🚗
カフェインを取りたいと思っています。

そうすると、候補はエナジードリンクかコーヒーになります。

そして、どうせなら炭酸で気分もリフレッシュできたらいいなと思っています。

結果、エナジードリンクを選びました。

つまり、

  • 何か飲みたい
  • 眠気防止したい
  • リフレッシュしたい

が、あなたの求めているもの、ということになると思います。

どれだけおいしそうなアルコール飲料があっても🍺
完全に候補から外れます。

転職も同じと思っています。

会社は現在の課題を解決できる人を採用します。

どれだけスキルや経験があっても、
課題を解決出来るものでなければ、
顧客である企業は買いません

当然のことのようですが、
これが転職の準備をするうえで、最も重要な考え方だったと思います。
順を追って説明します。

私の転職歴

まずは私がどのような転職をしてきたか紹介します。

1社目(売上高:2,000億円程度)
   ⇩ 年収50万UP
2社目(売上高:3兆円程度)
   ⇩ 年収200万UP(福利厚生含む)
3社目(売上高:2兆円程度)

上記の通り、待遇面では成功と言えると思います。

ただ、新卒での就活は失敗でした。
今思うと、ある程度のところには合格するだろうと、
しっかり準備もせずに就活していました。

結果、ほとんどの企業からお祈りメールをもらい、
その度に血の気が引くような思いをしていたのを覚えています。

人として魅力がないなだな。。
大学時代の友達に会いたくない。。。

かなり長い間、落ち落ち込んでいました。

そんな時に、ふと思ったのです。
じゃあ転職するしかないって。

正直、また同じように失敗するのではないかと
不安もありましたが、守るものなどありませんでした。

なので、入社する前から転職してやろうと準備を始めました。笑
では、具体的にどのように準備したかを次に説明したいと思います。
(今回は一回目の転職に関して紹介します。)

転職サイトを使って知る

とはいうものの、周りに転職経験もある人もおらず、
どうしていいか全くわかりませんでした。

なので、とりあえずWeb上で転職サイトを見まくりました。
主にリクナビNEXTDODAで検索していました。
登録せずとも、求人を探すことができます。

そこで自分の職種を検索すると、
どのようなスキルが求められているのかを確認できました。
つまり、結果的に顧客が何を求めているかを知ろうとしていました。

業務経験がなかったため、逆に純粋に知ろうと思うことが出来て
良かったのかもしれません。

すでに実務経験がある方は、登録したほうがいいと思います。
職務経歴書をアップロードすることで、オファーを受けることができ、
より具体的に、どういった企業、職種から求められているかを
把握することができると思います。
ビズリーチも同様の理由でおすすめします。

転職サイトからわかった顧客の欲しいもの(私の場合)

私の職種は法務(厳密にはちょっと違う)ですが、
様々な求人を検索した結果、
「顧客」が欲しがっているスキルは、
大きく分けて、3つと感じました。

  • 実務能力
  • 英語能力
  • 事業部門の立場で、法務部門として行動できる

その上で、私がとった考え方/行動で、効果的だったな
と感じたものを紹介します。

私がとった対策

社内での評価は気にしない

例えば、事業部門の立場で行動できるという点に関してですが、

事業部門の人と仲良くなり、色々と情報交換すれば
事業部門の立場もわかってくるかもしれません。

また、それに伴って、社内での仕事の進め方もうまくなり、
上司から評価されるかもしれません。

でも、これって社外の人から見れば、
あまり価値が無いと思いませんか?

それが転職先の会社での仕事の進め方に
当てはまるかわからない
ですよね。

さらに、社内での人間関係などは
とても主観的なものなので、
評価しにくい
と思います。

なので、私は社内での評価はあまり気にせず、

  • 普遍的な能力
  • 客観的にわかる経験

を高められるようにしていました。

具体的に何をしたのか、次に紹介します。

海外営業部に異動

入社して2年が経ったころ、海外営業部に異動しました。
経緯をお話します。

私は海外営業部の部長と仲が良かったのです。
喫煙所で知り合いました。
いわゆるタバコミュニケーション。

ある日、一人退職したため、空きが出来たという話を聞き、
そこで私はチャンスかも??と思い、
異動させてほしい、とお願いしました。

細かい話は省きますが、その後、法務の部長に正式に連絡してもらい、
両部長合意の上で、私の異動が決まりました。

法務から海外営業に異動する人って、あまりいないと思います。
おそらく社内的にも、法務として昇進していくためには
いい異動ではなかった
と思います。

なので正直、めちゃくちゃ迷いました。
でも私は転職を考えていました。
上述した英語能力」事業部門の立場で行動できる」
という2点を考えると、有利になるはずと考えました。

なぜ有利になると思ったかというと、

英語を使ってのコミュニケーションをとるという経験は、
どの会社でも使える普遍的な能力です。

さらに

実際に事業部門で業務したという経験は、
主観ではなく、客観的な経験になります。

だから、法務のキャリアを一旦捨てて、異動を決断しました。

(海外営業はノルマも厳しく、英語での会話も難しく、大変でしたが、
普通にいい経験にもなりました。。)

結果

2年ほど海外営業をした後、
ちょうど会社の業績が悪化したため、
ついに転職を決意しました。

実際の転職に関しては後日書きますが、
1社目よりはかなり規模の大きい会社に転職できました。

業界内では、その会社の法務はとても有名で、
まさか転職できるとは思っていませんでした。

そして、転職後、面接官だった上司に
当時の私の印象を聞く機会がありました。

Chi君は法務としての経験は足りなかったけど、
海外営業での経験が目を引いて採用した。

じゃなきゃ落としてたよー。笑

とのことでした。

異動してよかった。笑

最後に

いかがでしたでしょうか。

繰り返しになりますが、転職しようと思ったときは、
顧客(転職先)が何を求めているかを知る
というのが最も重要なことだと思います。

そして、なるべく普遍的な能力客観的にわかる経験を積むようにしたほうが
さらに有利になると思います。

余談ですが、個人的には、転職の方が新卒での就職より楽でした。
それは上記の準備をしたこともあると思いますが、
顧客が求めているものが明確だからです。
なので、準備もしやすいです。

なので、今、転職しようか迷っている人は、
挑戦してみることをおすすめします。

失敗しても、今の会社で働けばいいだけです。
失うものはありません。

実際に転職するかどうかは受かってから
決めればいいと思います。

今回は準備についてでしたが、
今度は実際の転職時の体験について書こうと思います。
では!ありがとうございました!

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